叛逆の物語を見て: 考察編3

というわけで考察編その3

もう考察については私が書かなくたっていろんな人が書いてますけど

その中でやっぱり自分で考察を書くのは、いつの日かまた振り返った時に

「あの時私はどう感じていたのか」っていうフレッシュな感想/考察を

自分のためにも残しておきたいなぁっていうのが大きいですね。

ほら、やっぱり最初のインスピレーションっていうのは大切なんですよ。うん

まどか☆マギカという作品はそれだけ自分の胸の中で大きな領域を占めているのです

それでは行ってみましょう。多分最終回

今回は考察っていうよりも殆どが自分の希望とかその辺りをおもいっきり詰めた内容に

  1. ほむらちゃんはいつから円環の理を壊そうとしてたのか
  2. ピンク色の糸巻きの意味
  3. これからの物語

というわけで今回は今後どうなっちゃうの?ってことについて考えて行きたいなって思います。

これを考えていくうえにあたって自分なりの考えをいくつかツイートからピックアップします

  • OPカラフルについて

オープニングのカラフルはそのまま改変後の世界を暁美ほむらが表現してるんだと思います
そう考えていく上で「じゃあまどかが契約しているのはどうなるのか」って聞かれると
何も答えられなくなってしまうのですが。

とりあえず四季折々まどかとクラスメイト,マミさんが楽しそうに遊んでいる場面
あれこそが暁美ほむらが望んだ「鹿目まどかに歩んで欲しい人生」に違いありません
最後のシーンでまどかがほむらの存在に近づいて駆け寄るシーン。
あのシーンは結局、まどかがほむらに触れるその直前でシーンが変わりますね。

カラフルの導入部分において、誰かの指によって荒廃した背景が
どんどん色をもっていく、つまりカラフルになっていく場面がありましたが
あの指は誰の指だったのでしょうか?

自分としてはあの荒廃した背景の中にいるのが暁美ほむら、
それに対してカラフルな場面に住むことになったのが鹿目まどかということで
あの指はその境界を弄るもの、ということで新編の最後より先の鹿目まどか「居る」?
それとも暁美ほむらが心の底で願っている幻想なのか。

その辺りは本当に気になるところですが、ここで自分が採択するのは
暁美ほむらが本心のところで願っている世界を表しているんではないかと思っています。

さて、結局四季折々のシーンで暁美ほむらと鹿目まどかは手を触れることはなかったのですが
まどかちゃんがほむらちゃんにおしりをぶつけて、まどかちゃんがほむらちゃんの周りを
駆け巡るシーン、あのシーンなんですが

あのシーン可愛いよね

私を殺してくるものかと思ったほど可愛い

っていうかまどかちゃんが可愛くないはずがないわ

というわけであんな感じのシーンもっとください

というのはさておき、あのシーンは暁美ほむらが自身がまどかとの接触を避けながら
鹿目まどかの幸せを祈ろうと本心で思っているものの
心の何処かで自分も鹿目まどかとの生活を取り戻したいと思う思いの表れではないかと

結局最後の砂のシーンでは、まどかと触れられそうになったところで
全部が再び荒廃したシーン、砂に戻ってしまう

やっぱり、会いたいけど会えない、そんな気持ちを表しているんだろうな、と思いました。

  • 改竄後の悪魔ほむらについて

さて、私としてはあの最後の「悪魔としか言い様がないんじゃない」から始まった
悪魔ほむらの悪魔な生活ですが、やっぱりアレは彼女自身が悪魔ごっこに徹している
そう見えてなりません。

彼女は確かに化粧なんかもして悪魔になりきっていますが


自分としてはこの悪魔ほむらはなりきりかな、と思っています

何故ほむらは悪魔になりきらなくちゃいけないのか、については

ほとんどコレによるものかな、と思っています。

悪魔ごっこに徹しているという根拠としては
さやかちゃんと話している時、グラスに刺さっているストローが2本

あと個人的にはこちらがより根拠として大きなファクターを占めていると
思うのですが
リボンを返した時「やっぱり貴方のほうが似合うわね」といった時の表情
あの一瞬だけそれまでの冷ややかな目から以前の暁美ほむらの瞳に戻っていたと
見えました。
そんな彼女に見えた涙は、やっぱり鹿目まどかと一緒にいたいという願いなんじゃ
ないでしょうか。

  • まどかの記憶

結局改竄後でもふとした瞬間に「円環の理」だった頃を思い出しそうになる
まどかちゃん。
さてさて、これを暁美ほむらはいつまで阻止できるのか、それが今後の見せ所ですね
結局のところ、アルティメットまどかという存在は
鹿目まどかが全身全霊を掛けて、自分のコレまでの全てを掛けてなった存在ですから
一部だけを切り取ったからといって、アルティメットまどかとしての性質を全て
ふいにできるはずがないな、というのが素直な感想です

  • アルティメットまどかはこの自体も予測できていた?

前篇/後編の時にアルティメットまどかは

今の私にはね、過去と未来の全てが見えるの。

かつてあった宇宙も、いつかあり得るかもしれない宇宙も、みんな

って言ってますよね。
アルティメットまどかが全知の能力をもっているのであれば、アルティメットまどかにとってもこの未来は予定済みなのかどうなのかについては
暁美ほむらが「この時を、待ってた」の時にアルティメットまどかを触れるという点からしても
概念に触れられるってどういうこと?っていう点から疑念が残るばかりですが、
たとえ干渉遮断フィールドに捉えられたとしても、
その捉えられたという事実はまどかは観測できているはずだし、
更にその先で暁美ほむらの改竄も予測できているのかどうなのか・・・

暁美ほむらが円環の理を引きずり下ろした時点で
アルティメットまどかとしての能力が消失するのであれば
観測者として立っていたアルティメットまどかはそれ以降の未来が見えないことになる
見えないのに「見える」って言ったのはどういうこと?

そうなると全部わかってた上で「裂けちゃう」ってなったのかどうなのか。

で、考えたこととしては
暁美ほむらが円環の理を引き釣り下ろす際に、それ以降のヴィジョンを全て改竄した形で
アルティメットまどかなりたてのまどかに見せていれば、アルティメットまどかは
改ざんされた未来ビジョンを本物として受け入れてしまうだろうという結論に至りました。

この辺りの可能性については暁美ほむらの持った悪魔の能力と
アルティメットまどかの全知の能力、そのどちらが優位に立っているのか、
その力のバランスによってどっちともとれる、というのが映画としてのうまい見せ方
そうなんじゃないかな、と今は思っています。

つまりどちらでもない可能性もあるし、そのどちらかの可能性もある、みたいな

 

ここまでのことを纏めると

暁美ほむらが鹿目まどかをどこまで抑えられるか

また自分自身のまどかとまた過ごしたいという気持ちを抑えられるか

この二点を克服しない限り暁美ほむらの作った世界は崩壊を迎えるでしょう

アルティメットまどかが改変した世界に対して暁美ほむらが改竄した世界は

どう控えめに見ても綻びが多すぎる、そのあたりをまたQBとかが嗅ぎつけるか

それともまどかたちが克服するのか、そんな感じの物語になりそうだなと

個人的にはほむらちゃんにまどかちゃんが「めっ」てしにくる展開を
大いに期待しています。

きっと次こそは二人共が幸せと思える世界があらんことを

 

補足として僕のまどかちゃん・ほむらちゃんに対する考えをツイートを貼り付けて
自分自身のまとめとして残しておきたいなーと思います。

まどかちゃん

ほむらちゃん

結局

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